☆☆ 気.に.な.る.ニュース ★☆2008.9▲もどる 63年続いている平和に感謝しよう!
日本の平和! 平和よ、ありがとう!
2008. 9.30下院で否決された

1232
会見するペロシ下院議長(中央)29日下院本会議は金融安定化法案を反対228票・賛成205票で否決した。この10日間の議論は何であったのか。政府側は、再度法案を提出する予定であるが、ウォール街は混乱に陥っている。欧州や我が国の金融業界にも飛火することは確かだ。世界に影響を及ぼす法案が、共和vs民主の一部の議員の争いの道具に使われることは、実に嘆かわしい。自民麻生vs民主鳩山の争いも同様なのか?さてこの否決劇は、世界を試すための否決であったかも知れませんネ。
2008. 9.29システム障害の事故

1231
28日東北新幹線(上野−大宮)で信号トラブルで4時間以上不通となった。また9月14、15日にもANAのシステム障害で63便が欠航、7万人に影響が出た。コンピュータ社会に突入してからシステム障害事故が非常に多いように思う。自社内のオンラインだけでなく、認証会社の経由でのネットワーク等、グローバルになっているので管理体制を上げることが必至だ。インフラ事業を展開している大手企業や金融機関・銀行は、簡単にシステム障害という理由で事故を起こして欲しくない。コンピュータ障害という事故がまかり通り許される社会になりつつある。恐ろしい現象だ。
2008. 9.28 引き際の醜さも天性そのもの?(その3)

1230
中山国交相が辞任した。首相の任命責任もあろうが、中山成彬氏の名を挙げた町村派のMの責任である。麻生首相には余計なトバッチリである。中山氏は初めから大臣なんてヤル気がなく確信犯ではあるまいか。自分が文科相の時にかなり日教組との確執があるのでしょう。中山氏と同様に溜飲を下げている議員、首長(橋下氏)、賛同者もいるのではないでしょうか?実際に組合活動が活発な学校は、学校経営がまともに出来ないと聞く。子供を教育するよりも自分たち教員の権利を優先する姿は見るに堪えない。学力テスト結果を公表することに抵抗するのも、そこにある。
2008. 9.27 マスコミ各社の傲り

1229
飯島元秘書のコメントを捏造した毎日新聞はけしからん話であるが、TVのニュース報道・解説に、たいへんな思い違いをしているのではないかと報道姿勢を疑う。まず、視聴率が基本にある。報道する側の思想や主張を言い過ぎる。論点はともかく結論ありきで進めている。支持率や平均値を示すことにより教唆し平準化しているのではないか。ニュースキャスターや評論家のなかには、煽動罪にならないまでも出演者(政治家、役人、タレント)などの言葉尻をとって、公然宣言をせしめる手合がいるのは、嘆かわしいことだ。「自分こそは大衆の代弁者だ」と勘違いをしているのではありませんか?
2008. 9.26 世界地図が塗り変わる

1228
アメリカと中国が叩かれ、内部から崩壊する危機が迫っている。北京五輪が終り米大統領候補が固まってきたが、米中の内外は何かと騒がしい。毒入り中国食品の輸入排除、世情不安定、不動産暴落。そして李登輝の沖縄訪問、ダライ・ラマ訪日に何も言わない。また証券金融界に激震、米経済に陰りが見えると、にわかにロシア、イラン、ベネズエラに活気が出てきた。軍事同盟とも考えられるが、石油もある。プーチンが冷戦時代の再来をキッパリ否定していることが、かえって疑ってしまう。我が国のお家事情も安定しないが、日本の進む方向をどこに定めるか難しい岐路ではあるまいか。
2008. 9.25引き際の潔さは天性そのもの!(その2)

1227
左:小泉純一郎事務所(2008.6 撮影)神奈川から大物代議士が2人引退する。一人は悲劇の総裁、衆院議長の河野洋平、もう一人は、やはり奇人変人でしょうか?自民党総裁選で「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉純一郎。後任候補に次男の進次郎(27)が立つとのこと。実に引き際は天晴れとしかイイようがない。何か後ろめたいことはあるのですか?奇人?の発想ですね。後任をキチッと育てているのは凡人ですネ。石川のMさん、もうそろそろご隠居されてはどうですか?
2008. 9.24引き際の潔さは天性のもの?

1226
ホークス監督の王さんが引退表明をした。今季限りでユニフォームを脱ぐ。巨人の背番号「1」で世界の王になった王貞治、子供の頃の憧れであり大きな夢を与えてくれた。あの世代で残るは野村克也監督だけになった。何か寂しいですね。また陸上短距離の朝原選手が北京五輪で共に走った3人を押えラストランを飾った。王さんも朝原も引退することを、納得して世間が受入れてくれているように感ずる。持って生まれた育ちでしょうか、一方、朝青龍の進退は如何に!来場所に持ち越しでしょうか。北朝鮮の金正日や福田首相の辞任は、ベツモノで論外。
2008. 9.23 野村とUFJが「夏の虫?」

1225
米の証券会社(ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレー)がFRBの傘下に入った。大手5社のうち3社が破綻と救済合併となる。そこへ野村ホールディングズがリーマンブラザーズのアジアと欧州を買収、また三菱UFJが9,000億円を投じてモルガン・スタンレーの株式を取得した。日本の大手企業は破竹の勢いであるが、見通しはついているのだろうか?金融投資業というビジネスは、すでに崩壊しているのではあるまいか?単純で堅実な形に戻ることは不可能なところまで来ている。なぜロスチャイルドがアドバイザーに座り、日本企業に出資させるのか?
2008. 9.22麻生総裁が誕生した

1224
自民党総裁選は予想通り、すんなり麻生太郎氏で決まった。あとの4人の候補は一体何だったのかと勘繰ってしまう。次を見据えた布石なんでしょうか?景気対策を掲げた麻生氏、国債発行による財政再建はほどほどにしていただきたいものだ。近く行われる衆議院選挙の結果、与党が三分の二以下であれば「ねじれ現象」は続き国会審議は停滞し法案が全く通らないことになる。何も機能しない国会となる。大連合という選択、大再編も考えられる。公明と共産は明らかであるが・・・。
2008. 9.22 根強い冷戦、アメリカとロシア

1223
米が黒海に艦隊を出しグルジアに10億ドルを支援する。ロシアは南オセチアとアブハジアに軍隊を駐留させ、住民にロシア国籍のパスポートまで発給し年金まで支給している。露メドべージェフは両地域の独立承認を発表した。石油のパイプラインの覇権争いと今年2月セルビアのコソボの独立をアメリカが支持したことも起因している。ブッシュとプーチンが同席した北京五輪のときに勃発した紛争、ではあるが、ブッシュは前日から韓国を訪問、実権はチェイニー副大統領にある。チェチェンやアゼルバイジャンなど民族が混沌とするカフカス地方は世界の火種となる恐れは十分にある。
2008. 9.21米政府が救済のため75兆円を出すと言うが・・・

1222
会見するブッシュ大統領 米政府が、不良資産を7,000億ドル(約75兆円)を捻出して公的資金で買い取ると議会に提案すると発表した。大恐慌以来最悪の危機に対応するためであるが、どこからそんな大金(日本の国家予算の相当額)が出てくるのか?FRBの輪転機をフル回転させれば出来ることだが、ますます国の借金は脹れ上がり、11兆3,150億ドル(約1,200兆円)になる。全く裏付けもなく濫発するのは、後で付けが回ってくるのが恐ろしい。実に宮沢内閣の時に発行した国債、今や日本政府の借金は800兆円になっている。日本の場合は外債がないから、まだ許せるが・・。
2008. 9.19 太田農水相が辞任を表明

1221
太田大臣はしゃべり過ぎる。現況と精一杯の善処を言明すれば十分で「国民がやかましいので・・」「中国餃子の60万分の1の量だからじたばたしない」は全く余計だ。さて中国をはじめとする他国の食材は「信用ならない、危険だ!」ということは、日本国民が身にしみて理解できたと思う。「やっぱり国産かな」と誰しも気づいたはずだ。事故米の言い訳をする暇があるならば、さらに法整備をして農業生産企業を設立させ農業を奨励すればいい。休閑農地はたくさん余っているはずだ。農耕民族日本を再生するチャンスは今しかあるまい。穀物の自給率が少しでも上昇すれば万々歳だ。
2008. 9.19なぜ医師不足と言われているのか?

1220
2002年には249,574人、2006年は263,540人で13,966人増えている。数字の差し引きでは医師余りであるが、なぜ医師不足が発生しているのか?制度に問題があるのではないか。○○クリニックなど新しい開業医が目につくが、地方自治体の病院は経営難で閉院するとかで、どうもおかしな現象である。それは2003年から常勤医数が厳しくチェックされ、底辺を支えていた研修医のバイトが禁止されたのも原因であるようだ。大きな病院は24時間体制で赤字、一方開業医は昼間の診療のみで黒字、医療報酬制度の見直しは必至といえよう。年金や何やかや、厚労省の課題は山積みだ。
2008. 9.18AIGを米政府が救済!

1219
ポールソン米財務長官つい先日破綻したリーマンを助けずに、AIGに公的資金を投入すると発表した。最悪の事態は免れたように見えるが、アメリカ経済が日に日に弱っていくことは目に見えている。基軸通貨ドルは来年以降はユーロに取って代わるだろうし、世界の覇者アメリカは亡国となろう。というのは、ユダヤの棲であるリーマンが倒産したことは、アメリカからユダヤ資本の撤退を意味する。そして来年オバマ就任と同時に、アメリカの衰退が顕著になり、オバマは失脚、その後始末を白人系が為すというシナリオ。ちょっと考えすぎカナ? →[サブプライム問題とNY株、日経株価と円相場]
2008. 9.17 雨ニモマケズ、風ニモマケズ

1218
私たち日本民族は、西欧の生き方には根本的にそぐわないのではないかと思う。虚像の商売、契約先行の商売は体質的に受入れできないのではないか。昔は村ごとに長老がいて、その社会で治まっていた。村八分になれば冠婚葬祭をしてもらえず、村社会から疎外された。だから自然に規律、監視が行き届いていた。そんな平穏な小さなコミュニティーに、価値観の異なるものが土足で入って来たらどうなる?まず資源があれば奪取される。その国の社会の成熟、教養の度合によってあらゆる攻略が展開される。日本人は極めて優秀であるが、心は「雨ニモマケズ・・・」ではないだろうか!
2008. 9.16メリルリンチへ出資した「みずほ」のお金

1217
みずほ銀行が米メリルリンチへの出資を決定したが、そのメリルリンチをバンク・オブ・アメリカが救済合併することになった。みずほからいくら出ているかは知るよしもないが、先のサブプライムの被害は僅か40億円、極端にみずほの被害は少ない。ところで15日破綻したリーマンブラザーズ、米政府は、バンカメにリーマンを救済させる思惑であったらしいが、バンカメがメリルを救済すると発表。「リーマン破綻、バンカメ、メリル救済」が一面に掲載された。一体どういうことなのか?みずほがメリルに出資したのはドブに捨てたのと同然か?日本からお金が吸い上がるように仕組まれている???
2008. 9.15 大相撲界の建て直し

1216
秋場所は多難の門出となったが、相撲界の背筋が伸びたように感ずる。それは「立会い」である。以前にも初代若乃花が審判部長か理事長に就任した時に「立会い」を厳しく指導したことがあった。実にいいことだと思う。各々の部屋の「けいこ」がそのまま土俵に表れてきているのが面白い。教えることは必ず教える。教えられたことは必ず守りやり続ける。「鉄は熱いうちに打て」のこどく下積みのときに、徹底的に教えこむことが必要ではあるまいか。やはり親方がいい加減なところでは、いい加減な弟子が育っている。
2008. 9.14自民党の宣伝はしたたか・・・

1215
自民党の福田首相はかなり民主の小沢氏に対して確執があるようだ。昨年の党首会談や党首討論など議論や駆け引きがあったがすべて小沢氏の肩すかし戦法に翻弄された格好になり国会審議すら出来ない状況に陥った。しかし突然の辞任劇に民主党も面食らったのではないかと思う。ところで自民党総裁選、次の総裁は決まっているにも拘わらず、5人が立候補をして全国主要都市を行脚、予想以上に自民党の政策アピールになる。景気抑揚や食糧不安の窮状を汲む政策に転じれば、自民も善戦できるのでは・・・
2008. 9.11 二大政党という「まやかし」が狂ってくる

1214
アメリカは二大政党制になっている。背後にはロックフェラーがいる。国民には表向きフェアーに映るだけのことである。ところが今年の大統領選挙は、初めて黒人候補が民主党から立った。共和党のマケインとの対決は穏健派と改革派という切り分けではない。施策論争というより、むしろ「人種」間の戦いのような様相である。白と黒の怨念極まる戦いになれば、社会のバランス、国の基軸が狂ってきそうな気がする。オバマではアメリカはアメリカではなくなる。
2008. 9. 9民主党、小沢一郎に疑問符?

1213
自民党の総裁選は乱立し、派閥や勢力で混沌としている。ほとんどの候補予定者が、日米同盟を軸としているところが気になる。一方民主党の代表選は無風、小沢一郎ですんなり決まった。この小沢も日米関係を基本としている。本人は最もらしく国連主導と言っているが、極端な親米派。民主党の鳩山と小沢はフリーメーソン、小沢は日米欧三極委員会(TC)のメンバーと言われている。非自民の政権になれば、急速に欧米へ斜行することは間違いない。有料道路が無料、燃料が安くはなるが、日本の国がズタズタになってしまう。まだ自民党のほうがマシですか!
2008. 9. 6「辞する」ことの難しさ

1212
大麻陽性反応が出たならば、ロシアの力士2人には即刻自宅謹慎、9月場所は欠場、追って協会よりの指示を待て、理事会で方針を決め、時間を置かずに理事長職を辞すのがいい。「本人が吸っていないと断言しているので、9月場所は出ていい」というのはオカシな話。辞め方で理事長の器が決まる。一方、辞めれば何とかなる、というのもオカシな福田総理だ。また世の中には、辞める気がないのに「辞めさせてもらう」を連発するサラリーマン社長もいる。もっと強烈な思いを持ってもらいたいものだ。天皇陛下とオーナー経営者は死ぬまで辞めることは出来ない。
2008. 9. 3 Googleのブラウザ

1211
MS社のインターネットエクスプローラーを脅かす、グーグルのブラウザChromeβ版のダウンロードが始まった。かつてWindows3.1の時代、ワープロは一太郎、表計算はLotus123、ブラウザと言えばNetscapeであった。Windows95、98、2000、XPとMS社によるグローバル化、さらにWindowsにも限界が見えVista機能は無用の長物となった。そこへIEを凌ぐGoogleのChromeβの登場。これからはGoogleの時代が続くだろう。ハードからOS、OSからデータベース。それにしてもGoogleの地図、ストリートビューは恐ろしいですね。
2008. 9. 2福田首相が辞任した

1210
昨晩は早めに床に就いたので、辞任会見は知らなかった。朝の新聞を見て「福田首相辞任」のことを知った。政界の裏事情はドロドロとしていて、民主党、公明党との絡みでどう動くかは全く解らない。民主党が政権と執ったとしても、無茶苦茶な変革はない。むしろ政治体質は後退すると思う。さらに国民大衆受けを狙ってよけいに国の財政が逼迫するやも知れない。見渡したところ強烈に主義主張を明確に持った政治家は見当たらず、地元の有権者のご機嫌を伺い、程度の差はあれ米中の顔色を見ながら動いている議員がほとんどだ。舵を執る人物の登場を期待するばかりだ。

☆☆ 気.に.な.る.ニュース ★☆2008.8▲もどる 忌忌しき、北京奥林匹克!墓参!
風物詩 盆おどり!愈々、阪神優勝!
2008. 8.31 なぜ、NGOで活動するのか?を考えてみた

1209
アフガニスタンで拉致され殺されたNGO(非政府組織)職員の遺体が帰国した。「邦人殺害か!」という事件が報道されたときどうして政局不安定なアフガニスタンへ行ったのかという疑問が起きた。日本の穀物自給率は3割、なぜ国内での活動はできなかったのか?なんで他所の国のために活動するのか?本人も家族も、単なる顕示欲と賞賛を受けたい、感謝され尊敬されたいという野望があったからではないのか?気になるのは、父親の非常に冷静でまるでこの事態を覚悟でもしていたコメントである。「息子は我が家の誇りだ」
2008. 8.29 ECOと称する無駄遣いは許される

1208
地球の温暖化の原因は、本当にCO2なのでしょうか?二酸化炭素が原因であれば、緑を増やせば解決するのではありませんか?CO2と分子結合をさせ、人体に影響のない、生活に支障をきたさない物質を作ればいい。定期的に撒けばいいし、空気中に噴霧すれば事足りるのではないか。国ごとの排出権に応じて云々というヤヤコシイのは止めたほうがいい。米元副大統領が温暖化はCO2が主犯であるとしてノーベル賞を受賞した。省エネ、省エネという風潮が常識になってくると、オカシナ社会が出来あがってしまう。
2008. 8.28 夏バテのいらだち...

1207
【阪神優勝】タイガースのマジックが消えた。面白くない!.....【選挙を意識】自民党と公明党の間隔が少し拡がった。任期満了まであと1年、選挙を睨んでの作戦。=国民不在....【次の選挙は考えていない】よくやる!橋下徹知事、選挙のことは考えずに突っ走る。熱い大阪を作れ!もっと改革を!.....【星野ジャパン】「すべて責任は私にある」と言いながら「ストライクゾーンが・・」と愚痴発言。責任という言葉を軽々しく使うな!星野よ、WBCも受けるのか?!もう止めとけ....【ニュース】完全に統制されている。TV、新聞は核心の報道をしない、薄っぺらいニュースばかり。日本は洗脳されている。ラジオ放送のほうがまだいい。
2008. 8.25【北京オリンピック】 閉幕

1206
開催そのものが懸念されていた北京五輪、なんとか帳尻を合せたように感ずる。選手や関係者に事故なく終えたことは良かった。心配されたテロや鳥インフルも表には出てこなかった。盛り沢山な開会式や閉会式は、少々時間が長すぎたようにも思う。中国らしい接待の仕方でしょう。各国のメディアは、以前より中国の国家体制や中国人気質を理解しただろうし、オリンピックの随所に見栄え第一主義が貫かれていたように思う。次の2012ロンドンでは、日本の参加枠は中国、韓国に阻まれてしまい、いずれにしても厳しい五輪となりそうだ。
2008. 8.24 オリンピックの矛盾

1205
近代オリンピックが開催されて100年以上が経ったが、いろんなところに歪みが湧出してきたように思う。スポーツマンシップというのは名ばかりで、プロ化、商業化、政治利用、肥大化・・。個人の栄誉だけを追い求める惨めなレース、国家間の醜いレースのようにも見えてくる。一番の汚点は男女マラソンの直前の欠場。柔道ではなくなったJUDO、4つのメダルを獲得をした女子レスリングは前回アテネと同じ顔ぶれ。国内のそれぞれの連盟の体質などが見えてくる北京五輪であった。そんな中、福原愛の活躍に爽やかさをもらい、ソフトボールの金と4x100mリレーの銅は、感動を覚えた。
2008. 8.23シベリア抑留戦没者追悼式

1204
旧ソ連のスターリンが長崎原爆投下の日(1945.8.9)に、日露不可侵条約を破って、日本に宣戦布告。わずか一週間で戦勝国の一国となった。その煽りで、多く(60万人)の日本兵が極寒地シベリアに抑留され、3年もの間強制労働を強いられた。抑留中に日本への帰国を夢見て亡くなった戦士が、4万人とも言われている。そんな事実をもう少し冷静に見つめて、今のロシアをじっくりと観察して欲しい。8月23日は「日本兵をシベリアへ連行せよ」とスターリンの命が出た日のきょう、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた。
2008. 8.19相撲界で大麻事件

1203
ロシア出身の力士若ノ鵬が、大麻所持の疑いで逮捕された。自宅に吸引パイプ、相撲部屋にも見つかった。親方が健康を壊したため不在がちであったこともあり管理が出来ていなかったようだ。部屋では大麻汚染が拡がっていたように思われる。部屋取り壊しになるかが注目される。外国人選手が日本で活躍することは悪くはないが、このような悪習を持ち込むのはいただけない。これから日本人各自がしっかりとした気概を持つことが必要だ。決してブレない日本人に成りたいものだ。・・・この大麻事件、情報がどこから漏れたのでしょうか?警察がキャッチしたのはいったいどこから?
2008. 8.15【北京オリンピック】 星野ジャパン

1202
初戦のキューバ戦を落してからよけいに選手の動きがぎくしゃくとしてプロらしからぬ印象を受ける。何か重い空気が見える。監督の星野、コーチの田淵、大野というところのリーダーシップでしょう。ノー天気な底抜けの陽気な奴がいないとチームは持たないのではないかと思ったが、なんと2人が丸刈りをしてきた。ダルビッシュと田中マー君!これでチームの雰囲気が変わる・・・暑いせい、自己研鑽、シャレ、オモロイ???真相は横に置いて、韓国戦、アメリカ戦をしのげば「金」も見えてくる。負けて頭を丸めるという日本人しか理解できない風習は、北京でも生きていた。
2008. 8.13【北京オリンピック】 柔道らしさ・・・

1201
女子48キロ級の谷選手が銅メダルを獲得したが、堂々した風格があった。63キロ級では谷本選手が金メダルを獲得、飛び上がって喜んでいた姿が印象的であった。70キロでは上野選手が「金」。この北京大会、技(ワザ)を警戒する余りに腰が退けてまるでレスリングのような姿勢で対戦する柔道には、閉口していたし、本来の日本の武道に戻って欲しいとも思っていた。谷本の一本勝ちは天晴れである。しかし、負ける者がいて勝つ者がいる。勝者と決まっても、礼をして道場から外へ退出するまでは、毅然とした態度で臨むのが、本当の「柔道」ではあるまいか!日本の武道にガッツポーズは似合わない。
2008. 8.12日本のメガバンクが提携

1200
みずほ銀行が米メリルリンチへの出資を決め、三井住友が英バークレイズと資本・業務提携をした。残るは三菱東京UFJの動きが注目されていたが、TOBで西海岸のユニオン・バンク・オブ・カリフォルニアを完全子会社とした。いずれもサブプライムローン問題で、邦銀メガバンクが助け舟を出した格好になって攻守交代。商売とはいえ、何も他所の国の銀行に手を差し延べることはあるまい。日本円を吸い上げるための舞台が用意されたのではないでしょうか?
2008. 8.12日航123便を忘れない

1199
中曽根首相の時代、日本はアメリカとの関係をより親密な距離になっていたが、円の対ドル切上げ、輸入規制撤廃などレーガンからの要求を大蔵省や日銀など抵抗を続けていた。その矢先日航ジャンボ機の奇怪極まる墜落事故が起きた。520人もの方々が犠牲になった。ミサイルで旅客機の方向舵を撃たれたという未確認情報もあるが、事実は明らかにされていない。その後、日本はプラザ合意をし、バブル経済に突入、実態のない金融主導の経済がはびこることになる。隣の韓国でも不可解な航空機事故はサハリンとミャンマー沖で起き、その後ウォンとドルは連動している。アメリカの為すことは信じられない。  →[御巣鷹山の現場 1985/8/12]
2008. 8.11民主党は何をしている?

1198
第二次福田内閣が発足してしばらく経ったが、閣僚に対するスキャンダルも暴きも何もない。麻生幹事長の「たとえば、ナチス・・」と太田農水相「やかましい消費者云々」に対する発言ぐらいで、去年の今ごろは朝青龍ケガ疑惑、靖國参拝と閣僚進退、改造内閣でマスコミは騒いでいた。今年は皆が皆、北京五輪でそれどころではない!中国を刺激すべきでない!という所でしょうか?なんと日本の報道マスコミ、新聞社は主体性がないことか。参院で大勝利をおさめた民主党、1年経って何をどう変えましたか?
2008. 8. 9被った原子爆弾を風化させない!

1197
広島・長崎の平和記念式典に内閣総理大臣が挨拶をし、粛々と犠牲者の方々の慰霊に平和を誓うことは、たいへん良いことだと思う。この行事は何があっても世界に発信し続けることが大切だ。アメリカをはじめ西欧諸国に対してアジア人としての処世術を培うためにも、核廃絶と平和の祈りを唱えるべきだ。世界で唯一犠牲国となった日本しか言えない特権である。人為的被害を受けたときは、忘れてしまいたい気持ちを押さえ無理にでもメモリアルグッズを持つことが賢明だ。ユダヤ人は風化させないために、恨み辛みを込めて刃物で身体に傷を残すそうだ。
2008. 8. 8【北京オリンピック】 開幕

1196
8-8-8-8 の縁起を担いだ開会式、北京オリンピックは開幕した。NHKのTV放映にうんざりしながら、一部のエクジビションと入場行進の後半を見ることが出来た。204もの国と地域の行進は多すぎるし、あまりにも盛りだくさんな趣向や動員人数にも無理を感じる。それと同時に、五輪種目が多くなり設備規模にも限界に達しているのではないかと思う。世界大会が存在する競技には種目を減らすとか、ローカルな競技は控えるなどの配慮が必要となろう。特に今回はテロという目に見えない大きなハードルもあって厳戒体制を敷いているが、その分地方が手薄になっている。期間中の安全を祈るばかりだ。
2008. 8. 8 世界戦略の道具

1195
「情報を操作できる」「為替の相場を変えることができる」「貨幣の発行する権利をもつ」。これらを掴むことができれば、世界を握ることができる。福田総理が内閣支持率は気にしないと言明したが、その判断は正しいと思う。マスコミが調査する支持率を気にして政治をしている大臣や首長の姿は、非常に滑稽ではありませんか?思惑通り動かない大臣であれば、支持率を下げて叩けばいい。誘導的アンケートをすれば5〜10%はすぐに下げることができる。社員の人気を気にしている社長では格好が悪いでしょう。大衆に左右される君主の国家は滅びる。世の中あまりにも数値で判断することがまかり通っている。心をゆったりとして「あまねく」「押し並べて」でいいのではないだろうか。
(→福田内閣の支持率)
2008. 8. 8覇者たる米大統領の品格

1194
いよいよ北京五輪が始まる。米ブッシュ大統領はその開会式に合わせて、6日韓国、7日タイを訪問。6日の朝には広島で原爆記念式典があったが、米外交官も列席はしなかった。右の写真は、韓国国民を見下したスナップだ。かつて占領下であった日本、マッカーサーが昭和天皇の肩に手を回した写真を思い出す。李明博大統領が、子犬が手なずけられているようにも見える。平和を唱え世界に発信し続けても、本音は我が身の安泰である。まさに米国は「平和、平和」と言うだけで、やっていることは利権を獲得することだけだ。
2008. 8. 6 ダーウィニズムの詭弁

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大阪でダーウィン展が開かれている。今ごろなぜ?と思えば、進化論が世に出てから150年だそうだ。一つの学説の周年事業というのもオカシナ話で、遺伝子DNAが徐々に変化していきサルからヒトになったという説は頭に刷り込まれていて、それが本当だと思っている・・・しかし進化論が世の中の生き物の「定義」とは思えない。クローン、遺伝子組み替えが問題になってきている昨今、ダーウィンの研究はまさにそれで、それが自然淘汰と突然変異を繰り返して為されたということだ。それは単なる「お話」の世界で、科学の根幹となる定義ではあるまい。アメリカの秘密実験場?では遺伝子を操作した生き物(化け物)を作っているそうだが、神の怒りに触れないことを祈るばかりだ。
2008. 8. 5 年功に関係なく抜擢、やるしかない!

1192
各省副大臣が決まり福田内閣の改造がほぼ終了した。私はどの議員がどうでどうなのかという見識は全くないが、自民党内の派閥を超えて仕事をやる顔ぶれであるように思う。そうあって欲しいと願う。大阪府も橋下知事のやる気で大阪庶民が変わってきたように思う。役人であろうが民間であろうが「ホンマにやらんとエライことになる!」ということが解ってきたのではないか。お役所や議員のいい加減な仕事ぶり、改ざん偽装を暴かれた食品疑惑。国民の中には真面目にコツコツとしなければという気運になっているのではないか。当然のことながら、言うだけの評論的議員、揚げ足取りの中身なしの質疑答弁では、国民は納得しない。まして国会を欠席するなんて、もってのほかだ。
2008. 8. 4北京オリンピックの実施???

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新疆ウイグル地区のカシュガルで、トラック2台が武装警察隊に突っ込んだ。自爆テロの可能性もあり、北京五輪の本格的?テロと見られている。16人が死亡、16人が負傷した。犯人は2人で、重機を使って施設への突入を試みた後、手りゅう弾を投げた。2人は逮捕されたとのこと。中国国内でどのように報道されているかは不明だが、世界から集まった選手や役員はもとより報道関係に何もなければいいが・・・。いろいろな方面から懸念されているが、本当に北京五輪開催の根幹を狙った組織的犯行が実際に起こるのだろうか?
2008. 8. 2第90回の高校野球選手権記念大会

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夏の高校野球、代表55校が甲子園に集った。白球を追い普段の力を存分に発揮して欲しいと思う。福田内閣改造のあおりで文科省の挨拶は松波副大臣となったが、スポーツ界の出身らしく、紋切り型の挨拶ではなく、生き生きとして心こもった素晴らしい内容であった。国旗掲揚の時には役員や選手たちに脱帽をさせ、厳かな開会式には100年近い伝統を感じさせてくれた。冬の五輪で君が代が流れているにも拘わらず脱帽をしなかった女子選手には、思い出すだけでも恥ずかしい限りだ。また入学式や卒業式で君が代斉唱、国旗掲揚に難色を示し社説では辛辣な批評の朝日新聞が、自ら主催のイベントで国旗掲揚を厳粛に行なうことに、矛盾を感じ、少々もどかしく思った。

☆☆ 気.に.な.る.ニュース ★☆2008.7▲もどる 洞爺湖サミットの次は、北京オリンピック!
アジアの趨勢が息づくとき・・・・
2008. 7.31 インフレ率のランキング

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世界を地球規模で見渡すとき、森林があるところ、砂漠のところなど、平均気温、降水量、宗教分布、人口密度の分布などの世界地図は見たことがある。ところが経済の観点から、為替たとえば米ドルを基準とした割合の分布図とか、ここ5年のインフレ率とか、また政治の観点から立憲君主制、議員内閣制、王政とかの分布図は少なくお目にかからない。特にインフレ率のランキングがあれば、貿易商にとっては興味深い情報であろう。アフリカのジンバブエでは、卵3つが1000億ジンバブエドル。220万倍のスーパーインフレに陥っていて、近く強行な100億分の1のデノミ策を講ずるようだ。いずれ世界に波及するだろうスーパーインフレの実験台になっているかのように見えてしまう。
2008. 7.30 代替バイオ燃料は、ショートリリーフ?

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代替燃料と注目される「さとうきび」の栽培を奨励すれば、原油価格は下がらずに埋蔵量不安から相場は高くなる。穀物相場は上昇、原油と穀物が上がれば、あらゆる原材料はインフレ傾向になってくる。投機筋や金融筋はスーパーインフレを次のステージ目標としているのではないか。そのための海洋の利権をめぐる国盗り合戦が(日本海、東シナ海、北極海)展開される。自らの国益がぶつかり合う外交となろう。すでに安価で身近な燃料は開発されているが、一般化はまだまだ先のことである。それは水素燃料。なぜ、一足飛びに水素へ移行しないのか?そのあたりは、国と国、各産業界の利権が絡みあって難しい問題なのでしょう。環境サミットもシナリオ上での世界?
2008. 7.29アメリカ経済は風前の灯?

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サブプライムローンの焦げ付きでオカシクなっているファニーメイ金庫とフレディマック公社のファンドを日本の金融保険関係会社が15兆円を保有しているという。三菱東京UFJが3兆3千億、ニッセイが2兆5千億、第一生命が9千億、政府系の農林中央金庫が5兆5千億だそうだ。我々庶民にとっては00000が並んでいて桁を理解出来ない。発展途上の国家予算にも匹敵する大きさであることは確かだ。日本経済の根幹がぐらつくことはないと思うが、何かの引き金になるやしれない。またまた補填は、財務省へ泣きつくのか?ユダヤ金融から仕掛けられたワナが巧みになり、金額が莫大になっていくのが恐ろしい限りだ。いい加減に学習をしたらどうかと思う。
2008. 7.28 アメリカ産の牛肉の輸入反対デモ

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上空から見る竹島米国産の牛肉の輸入を反対デモが韓国で大きな問題となっている。26日から27日未明にかけて、1,500人がキャンドル集会を開いて抗議デモを行なった。一部は暴徒と化して「李明博は辞任せよ」と唱え叫んだ。一方、米国立地理院(USGS)傘下の地名委員会(BGN)が、竹島(独島)の主権が韓国に属するとしていた表記を主権未確定地域(Undesignated Sovereignty)に変更したことが26日までに分かった。竹島問題と牛肉輸入は関係がないと思うが、アメリカのしたたかさが表面に出てきた。いずれアメリカの信託統治領にして、一件落着ではないでしょうか?
2008. 7.28 ブッシュは神を冒涜している

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ガソリンの代替としてバイオ燃料だと提唱したのは、ブッシュ大統領である。小麦農家が作付けをサトウキビに変え、さらに遺伝子組替えに取り組めば、効率的に栽培が出来る。小麦の不作、天候不順による凶作が拍車をかけて、今の食糧価格の高騰に繋がっている。日本の農水省は、作物が出来すぎると減反や作物を捨てさせ、牛乳の相場が下がるからと言って捨てさせる。捨てるのであればチーズやバターを作って保存しておけばいいのだが、その自然な流れが機能しなくなっている。アメリカも日本も、何か金銭や政治的な動きが見え隠れする。農、林、漁の人間に一番近ところが、ぐらついているのではないでしょうか?生き物の養殖、遺伝子組替え、クローン牛などは、神を冒涜する背信行為ではあるまいか!
2008. 7.27 トルキスタン・イスラム党(TIP)の関与

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25日にワシントンの情報局が「上海や昆明等で起きた爆破テロはトルキスタン・イスラム党が関与している」発表した。中国の新華社は「そうではない」と26日に発表。中国の通信社としては異例の早い対応である。イスラムが中国共産党と敵対する図は見えてこないが、そもそも反体制である新疆ウイグル自治区とチベット自治区の分離・独立を求める分子と反共産体制の民衆が手を組むことは考えられる。中央政府への不満や権力濫用に対する不信は、まさに一触即発の様相である。団結すれば北京五輪開催はふっ飛んでしまう。さらに中国の政治中枢が空転し体制が入れ替わってしまう恐れがある。なぜ、新華社はイスラム党の関与だけを否定したのか?
2008. 7.24北京オリンピックの実施??

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北京は内陸にあるのでヨット競技はどこでするのかなという疑問、青島で開催予定だそうだ。ところがその青島で16万人が鳥インフルに感染、1,251人が死亡したそうだ。ヨット競技は中止の方向だそうだが、理由は藻が異常に発生したということだ。政府共産党や主催者は「鳥インフル」をひた隠しに隠している。また五輪開催に向けテロの噂も飛び交っている。まずテロ実施をメディアに予告。地下鉄でサリンを撒く。大型自動車で施設に突入する。病原菌を水源地や病院に撒布。送電・ガス管・水道管を切断・・・など。先日の 昆明のバス爆破事件 が起きて中国はまさに内憂外患である。あと2週間となった北京五輪、無事に平穏に開催されるとは思われない。中国共産党に赤っ恥をかかせ失脚させる・・・。
2008. 7.20 モディリアーニとギター

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モディリアーニのチケットと手入れ中のギター今年最高気温で暑くなった昼、中之島の国立国際美術館へモディリアーニ展を観に行った。中学生のとき美術の教科書で見た女の肖像画の印象が強烈であった。なで肩で首が長く、眼がうつろ。ところがその画風に落ち着くまで、スケッチ、彫刻、カリアティッド、トーテム的肖像画など同じような作品を幾度となく納得するまで描いている。「すごいな!」と感じた次第。帰ってから、何か気分が高ぶっていたのか、40年愛用のギターの手入れをすることにした。ヒビ割れていたピックガードも取替え、レモンオイルを施し、弦も全て張り替えた。
2008. 7.19 第一弾:くん煙剤の殺虫処理

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つい3、4日前に梅雨明け宣言が出たけれども、まだ蝉が鳴いているのを直接聞いていない。昼下がり、自宅玄関の「ピン!ポン!」が鳴った。「暑いですね!」郵便局の配達の人に「蝉が鳴いているのを聞かれましたか?」と訊ねたところ「あっちの公園で鳴いていました」とのこと。本格的な夏到来!早速、毎年恒例の虫退治。大が1個、小3個。1階オフィスに「くん煙剤」を焚いた。
2008. 7.18ペリーの来航以来

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浦賀にペリーが来て(1853)から日本はアメリカの管轄で、文化レベルの高い日本をどのようにして攻略するかというのが西欧諸国の課題となった。明治にかけ、西欧列強が日本に上陸、日本を分断しようと紛争を企てたが失敗。日露戦争(1904)では日本はロシアに勝し、発行した戦債も返済してしまった。西欧様式を日本に馴染ませる手法は巧みであり、皇室や日本文化を取り崩せないまま、世界大戦に突入。日本は余儀なく敗戦国に。戦後の飢餓をパンと脱脂粉乳で救済し、荒廃と貧困をアメリカの莫大な資金と朝鮮戦争の特需で払拭したが、それらは西欧化の口火となった。こうした日本の風習を非とし西欧を是とする、融和政策により、日本国民を自己嫌悪に陥れ骨なしにしてしまうには、ペリーから150年、日露戦争から100年、マッカーサーから60年の時間を要した。
2008. 7.17 幸福度調査:「幸せ」ですか?

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米政府出資の研究組織「ワールド・バリューズ・サーベイ」が調べたところ(約100カ国)によれば、日本の幸せ度合は、世界で43位だそうだ。1位はデンマーク。2位はプエルトリコ。幸せか幸せでないかは個人の判断で、幸せと思えば「幸せ」であって、社会に不満があれば「不幸せ」と感ずる。物質的に恵まれていることが幸せと勘違いしている日本人もいるだろうし、現実生活に満足しておらず、より良い生活を目指している人たちの割合が多いことにもなる。その反面、現状に感謝していない度合が高いことにもなる。米は16位、英は21位、中国は54位、韓国は62位、最下位はジンバブエ。このランキング、アメリカの国家戦略のひとつとしてプレス発表をしている気もする?!
2008. 7.16経営ビジョンの欠落

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姉歯設計、加ト吉、赤福、船場吉兆、ミートホープ、丸明、NOVA、グッドウィル・・・、不正取引、偽装、改ざんで自らの経営を窮地に追いやったトップ。経営理念や社是はあっても、それは飾り物でしかない社風。とにかくお金のために働き、何が何でもニセ物であっても金を儲ける。会社はお金儲けの手段でしかない。事業への思い、地域への思い、お客さまへの思いが欠落している。そんな経営では長続きはしない。冒頭に挙げた会社のうち、再生できたと思われるのは「赤福」のみである。原点に戻り、会社の存在価値を冷静に見ることが大切だ。何と言っても、社長やオーナーの事業経営に対する強烈な「思い」が左右するのだ。
2008. 7.15 ギブ・アンド・テイク

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ギブ&テイクという言葉は、そのまま日本語に置き換えて意訳すれば「持ちつ持たれつ」という微笑ましい言葉ではあるが、本来はもう少し泥臭い感じだ。利益を与えるから次の時には利益を得る。という金銭絡みの殺伐とした用語ではないかと思う。商取引の考えを人間関係に持ってきて、同じ相手とギブ&テイクするという考えでは、結局行き場を失い関係が円滑に進まないことにはならないか?人間社会では、ギブする人はギブすることに生き甲斐を感じているように思うし、テイクする人はテイクだけを考えている。権利を主張する人は、法の隙間を狙ってテイクを考え、義務を先行する人は、人間としての生きるギブの姿から入る。
2008. 7.14漁業組合が一斉休業

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仲買業者が勝手に相場値段を決めているやり方にも問題があるし、採算性を無視した価格設定にも問題がある。仲買がいなくなれば魚の市場は混乱してしまうことは必至である。ところで航空旅客機の運賃には燃料チャージ費が加算されているのだから、漁獲した魚にも1匹当りか、キログラム当○○円の燃料チャージ費を付加する方法もある。一斉操業中止という手段は、何か政治的な臭いがしないではない。そこまで全国規模で歩調を合わせるのであれば全魚連が国に対して要請するなりの動きも出来るはずだ。マスコミに躍らせれ政治に使われているような気もする。漁師が天職である漁をしないということは何かに操られているように思う。
2008. 7.11 待ちに待った iPhone の発売

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ソフトバンクからiPodを搭載した携帯端末が発売される。徹夜組が1,500人もいると報道。Windows95が発売された時の再来のようだ。確かに携帯電話とiPodが合体すれば便利であるが、あまり機能を搭載するあまりヤヤコシくなるし、バグ(不具合)を埋める必要が出てくる。文字化けも起きるだろう。電話とメールはもちろんのこと、ショートメール、E-mail、デジカメ2つ、スケジュール管理、メモ、着メロ+iPod・・・。個人の端末が、盛り沢山になる一方、法人の利用では単純な携帯も見直されている。端末メーカーは新しい機能を小出しにして新製品を発表してくるので、どこかで時点で「エイッ、ヤー」と決断しなくてはならない。私の使っているのは、ノキア製。→[Nokia N73]
2008. 7.10 有権者の顔色を見ながら・・・

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洞爺湖G8サミットは閉幕した。環境問題の提言や拉致問題の文言など福田首相の手腕に対する不評が報道されている。内容を針小棒大に報道される場合があるので、実際のところは解らない。そもそも国会議員に選出され、一国を預かる政治家になれば、有権者のことは頭に入れないことだ。自らの選挙区の利害や地元の企業などを優先的に捉えると無茶苦茶な政治となってしまうことは明らかである。大臣や長官になれば、オール日本、日本のアジア、日本から見た世界という観点で政治に臨んでいただきたい。次期衆院の解散はいつだとか、選挙に勝つためにはとか、個人レベルや政党レベルでの政治姿勢は、政治家としての器を小さくしてしまう。国民全体のこと、国益を基本にして活躍していただきたい。
2008. 7. 7つゆ明けはいつ頃か?

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大阪では連日真夏日が続いている。ご飯を食べた後や身体を動かした後は、熱く感じて火照ってくる。思わずエアコンのスイッチに手が伸びてしまう。暑さや太陽の輝きからすれば「夏」ではあるが、夏の風物の蝉がまだ鳴いていない。あの蝉の声を聞いてはじめて「つゆ明け」「夏到来」となる。人間が過去のデータを元に梅雨明けを決断するのではなく、自然が応えてくれるのだ。一方、蛍はつゆの風物、いまだに蛍が活躍しているのは、まだつゆが明けていない証拠である。
2008. 7. 5洞爺湖でのサミット開催

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決められた当時、なぜ北海道?洞爺湖なんや?と思っていた。関西の京阪神も立候補しているのだから、なぜ大阪で開催しないのか、と。田舎の会場を選んだ安倍さんは偉いお方である。ほとんどが空路にて会場入りする。テロからの警備、万が一疫病の隔離などを考慮に入れれば、安全面から見れば、前回の沖縄と同様、洞爺湖開催が最も管理がしやすいと思われる。東京や京阪神の都会では、不審者を摘発するにも人が多すぎるし、普段でも混雑する街を厳しく検問すれば、一般の生活や仕事にすこぶる影響が出るというもの。本土では梅雨の真っ只中、その点北海道では梅雨がなくすがすがしい初夏の季節である。四季の美しい日本、季節を満喫できるのもサミットのおもてなしではないか。
2008. 7. 3三菱東京UFJのシステム切り替え

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巨大バンクのシステムが統合されるべく切り替え作業が始まる。5月にATMのトラブル2万件が発生した。そもそもこの新システム、なぜ遅れたシステムに統合されるのか、理解に苦しむ。使い勝手から言えば旧UFJ(三和)のシステムのほうが、格段に便利で費やす時間も少なくて済む。旧東京三菱の経営陣が固執した結果であろう。お客さま不在の勝手な経営判断でしかない。自分らが困ったときは公的資金(税金)にすがるメガバンク。そんな銀行とは、まともにお付き合い出来ないのが本音である。日本をリードする金融機関が、無意味な内紛をしている場合ではないでしょう。良いものは良いでなぜ進めない。さて旧UFJのシステムは郵貯に売られるが、郵貯側で使いこなせる人材がいるのかな?
2008. 7. 2ドルの威信にかけて・・・

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ヨーロッパ中央銀行(ECB)の理事会が明日開催される。利上げをするならば、米ドルがどうなるのかということが問題。世界の覇者アメリカの威信は、すでに金本位ではなくなっているゆえに失墜は致し方ないことかと思われる。21世紀なってドルからユーロへの移行は、為替相場を見ても一目瞭然である。しかしながらアメリカに世界の調整役、公安をやらせておくのもバランスを保てるならば最良とされる。しかしながらブッシュ大統領は骨なし状態、決断をしても動かない状況かもしれない。2月のG8、6月財相サミットでは何を決めていたのでしょうか?欧州の勢力が米のドル介入を阻止し、世界の金融市場を混乱させるのが目的でしょうか?国と国が綱引きばかりやっている世界、いったい新世界秩序とは?存在しえるのか?

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