 6547 | 日本語という言葉が難しく、特に大阪弁のニュアンスを把握するにはかなりの経験を要するように感じる。しゃべることもなく黙々と働く職場では、支障は少ないように思うが、外国人にとっては、卸商や問屋での仕事は非常に高度に映っていると思う。単純は作業においては、四六時中、その作業ばかりという仕事量がないので、どうしても仕事の範囲が広くなってしまう。午前中は主にコレ、商品を揃えてから、午後はコレをする、時々配達、という作業は少なくとも4つ、5つのことをマスターする必要がある。それらの作業はすべて関連しているので、そこにはコミュニケーションが生じるが、言葉よりは、むしろ育ちや文化の違いが大きな壁となる。 |